初心者から上級者まで必見!社交ダンス「タンゴ」を踊るコツ。

タンゴはワルツと同様に、誰でも聞いたことのある音楽であり、踊りではないでしょうか。スタッカートの効いたテンポの良いリズムの情熱的な曲は聞いてるだけでも、気持ちが乗ってくると思います。

ましてや、その音楽に乗って踊ることが出来た時は最高に楽しいです。では、タンゴを実際に上手に踊るにはどうしたらいいのでしょうか。

目次

タンゴを踊るのに必要なこと

こちらが、社交ダンス世界選手権プロ決勝の、「タンゴ」のダンス動画です。タンゴのイメージを作る、参考にして下さい。

世界大会「タンゴ」決勝

上下しない(ライズ&フォール無し)


タンゴは社交ダンスのスタンダード種目の中でも、身体の上昇と下降(ライズ&フォール)がない唯一のダンスです。なので、身体が浮き沈みしないように適度に足首、膝、股関節を緩めて踊ります。

考え方によっては、上下する必要が無いので、その分、踊りやすいかもしれません。ただし、上下がないからと言って、上体が沈み込んで低くなりすぎてはいけません。あくまでも身体のトーンは高く保ちながら、下半身を使い高さを調整します。

そして、上下しないように安定して踊るにはフットワークも大切です。タンゴでは基本的には前進はヒールからになります。ボール(社交ダンスでは母指球のあたりを指してボールと言います)からステップする時は勢いを止めたい時や、後退する時です。

ステップによってフットワークは様々変化しますが、間違えると身体が変なところで浮いたりしてしまいますので注意が必要です。

音の取り方

次に気を付けなければならいのは、音の取り方です。こちら⇒「ワルツ」を踊るコツ、でも書いたのですが、タンゴも同じ事が言えます。

社交ダンスでは音は点でとらえずに、幅でとらえます。言い方を変えると、音はステップした足の位置ではなく、移動していく身体の動作で表現します。

例えば、子供の昔ながらの遊びの「ケンケンパ」をダンスの踊り方に当てはめてみます。地面に輪を書いて、「ケンケンパ」と飛んでいきますが、ちょうど輪の中にステップした時に合わせて、「ケン・ケン・パ!」とカウントしてしまうと、点で音を取ることになるので、ダンス的には間違いです。

輪から輪へと飛んでいく間の滞空時間を「ケーン・ケーン・パー!」とカウントすると正解です。何となくイメージ出来たでしょうか?同じ「ケンケンパ」でも、前者と後者では身体の使い方も、見え方もかなり変わってくると思います。

音の取り方は、身体の使い方・タイミング・表現など根本的なこと全てに関連してきますので、とても重要です。タンゴのカウントはSLOW(スロー)QUICK(クイック)でとります。

タンゴを踊る時に多くの場合、最初のステップは、男性左足からウォーク、ウォーク、(カウントはSLOW、SLOW)となりますが、やはり、音はステップする足の位置ではなく、移動していく身体の動きでとらえるようにします。

「ウォーク」

次に大切なのは、タンゴの基本「ウォーク」です。カウントは(SLOW)です。「ウォーク」は文字通り、歩く、のですが、タンゴでは円を描くように歩きます

試しに、左足から左回りに、ちょうど8歩で一周円を描くように歩いてみてください。出来れば、出る足のつま先が筆先のようにしなやかに床を擦ってきてヒールからフロアーをキャッチするようにします。そうすると、それはもうタンゴの「ウォーク」です。

タンゴの曲に合わせて、円を描くように「ウォーク」するだけで雰囲気が出てきますよ。女性は後退の「ウォーク」なので中々難しいです。

実際に二人で踊ると、更に要素が加わりますので、シンプルな「ウォーク」ですが、とても難しく奥が深いです。はっきり言って「ウォーク」が上手に出来るとタンゴのステップほとんど上手に出来るのではないかと思うほどです。

タンゴで「ホールド」する時の注意点

タンゴは曲が情熱的なものが多いので、聞いていると気持ちを盛り上げやすく、気合いも入ってきます。競技会などでは尚更です。気合いが入るのはいいのですが、力が入り過ぎて、身体を固めてはいけません。

タンゴの「ホールド」(「ホールド」に関してはこちら)は、ほかの種目と比べると、女性の右手は、男性の右脇の下に位置して、男性の右手は深く組まれることでコンパクトになります

その時、女性は左手からのテンションを男性に与え続けます。それは、タンゴに限らないのですが、タンゴの場合男性の腕の下に位置するため、神経が届いていないとプラプラしてしまいます。

男性は深く組む分、「ホールド」に余計な力も入りやすく、女性を抱えすぎて、女性が動きずらくなってしまいまい自身も右肩が上がってしまったり、するので、注意が必要です。身体からのつながりを意識しながら腕を出して、女性を包み込むように「ホールド」して下さい。

「ホールド」が力んでしまうと、下半身も力が入りすぎて踊りがカチコチになってしまいます。身体を硬めるのではなく、しなやかにシャープに動きます。力が入り過ぎていると思ったら、一度身体をほぐして、パートナーと「ホールド」を組み直して下さい。

お互いリードとフォローが相手に伝わっていることを確認してからまた踊り出すと良いと思います(本番中は踊りながら修正して、最後まで踊りきるしかないですよ)。

まとめ

タンゴは他のスタンダードの種目と比べると、唯一ライズ&フォールが無く、ホールドも少し変わります。非常に特徴のあるダンスです。なので、その特徴を理解してタンゴを踊ってください。

タンゴを上達させるためには、音の取り方、そして、フットワークに気を付けて、先程説明した「ウォーク」を、そして、ベーシックをとにかく練習する事が近道だと思いますので、日々の練習に取り入れてみて下さい。

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この記事を書いた人

プロの社交ダンサーです。東京都の新小岩駅前にある「鈴木美代子ダンスアカデミー」所属です。
学んだ事を、ブログにしてお伝えすると共に、再認識する為にブログを書いています。
レッスンについてなどは、教室にご連絡ください。(03-3695-0873)

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