ワンランクアップしたい方必見!社交ダンス「スローフォックストロット」を踊るコツ。

「スローフォックストロット」は、ワルツやタンゴと違っておそらく社交ダンスを知らない方は耳にしたことがあまりないと思いますが、社交ダンスでスタンダードを踊られる方にとっては必須の踊りです。

ところが、私がレッスンしているダンスを普段から踊られている生徒さん達からも、

スローフォックストロットってイマイチ分からない…

ワルツと何が違うの?

などの声をよく耳にします。確かに、普段から何となく耳にするワルツやタンゴと違い、最初はイメージが難しく、敷居が高いのかもしれません。

しかし、その特徴や踊り方が分かってくるとハマること間違い無しです。

目次

社交ダンス「スローフォックストロット」の特徴

こちらが、世界のトップ選手による、実際の「スローフォックストロット」のダンス動画です。「スローフォックストロット」のイメージを作る、参考にして下さい。

エフゲニー・モシェニン&ダナ・スピツィ―ナの「スローフォックストロット」

では、「スローフォックストロット」の主な特徴を挙げてみます。

  • 「スローフォックストロット」はゆったりとした、4拍子の踊りです。カウントは「SLOW」と「QUICK」でとります。
  • 大きなスウィングを起こしながら踊るのは「ワルツ」と同じですが、ライズ&フォール(身体の上昇と下降)が違います。
  • ナチュラルターンやリバースターンなどのステップにおいて、女性のターンがヒールターンになります
  • 「ワルツ」と比べると「スローフォックストロット」はターンするより、前後に大きく移動していくステップが多いです。「スローフォックストロット」の多くのステップが(フェザー)という足が前後に開いた状態の終わり方をします。

    ちなみに(フェザー)とは私がコーチャーに聞いたところによると、鳥の羽一本が、ひらひらする感じを意味してるらしいです。
軸を持って縦にひらひらする感じだと思います。
  • ジャズなどの曲に合わせて、踊ることも多く、とてもに優雅でオシャレな感じがするダンスです。

    外から見ているとゆったりとして優雅な踊りなのですが、踊る本人としては大きなスウィングを起こすために、かなりパワフルに踊っていかなければなりません。

次の項では「スローフォックストロット」の特徴についてもう少し掘り下げて、説明していきます。

「スローフォックストロット」と「ワルツ」のライズ&フォールの違い

「スローフォックストロット」と「ワルツ」は同じ様に大きなスウィングをしていくダンスですが、そのライズ&フォール(身体の上昇と下降)が違います。説明しますと、下の図のようになります。

    「ワルツ」の基本的なライズ&フォール

「スローフォックストロット」の基本的なライズ&フォール

「ワルツの」場合は、カウント1から徐々にライズが始まり、2は上昇を継続していって、3の時に頂点に達したらそのままロアー(ダンス用語で下降すること)が始まります。

それに対して「スローフォックストロット」はカウントSLOWでライズしていって頂点に達すると、カウントQUICK、QUICKの間、同じ高さを保ちます。上の図のような富士山型になります。この同じ高さを保っている時に(フェザー)の動作を行います。

このような「ワルツ」とのライズ&フォールの違いを意識して踊ることによって「スローフォックストロット」の特徴をとらえながら踊ることができます。

「スローフォックストロット」におけるヒールターン

「スローフォックストロット」を踊ってみると分かるのですが、女性のステップにヒールターン(ヒールバランスで行うターン)が多く出てきます。

「ワルツ」に出てくるナチュラルターン、リバースターンなど、「スローフォックストロット」にもありますが、ステップ名は同じでも踊り方は結構違います。この、ヒールターンの部分で行き詰ってしまう事が多いです。

ヒールターンは女性がヒールバランスでターンするのですが、男性のリードが違ってしまうと、うまくいきません。男性はナチュラルターンであれ、リバースターンであれ、ヒールターンのリードをする場合は、一気に体を上昇させないといけません。ダンス用語でいえば、「徐々にライズ」でなく、「ライズ」と言い切ります。

「徐々にライズ」するとワルツ的になってしまい、女性の足は揃わないで通過していってしまいます。一気に「ライズ」することによって女性のバランスがヒールの方へ促されて足が閉じてヒールターンになります。

結構、このリードが出来なくて、ワルツのような(ライズ&フォール)になって、女性の足がパスしているカップルをよく見ますので、意識して踊ってみてください。

次に女性についてです。お互いに体重の乗っているほうの足(スタンディングレッグ)をつかいます。男性のスタンディングレッグからリードがあったら、女性もスタンディングレッグで反応して下さい。体重が乗っていない方で反応してしまうと、足だけが後ろに行って、身体は残ってしまうので男性とぶつかり合ってうまくいきません。

この事は、ヒールターンだけでなく、全てのステップに共通するので、常に意識が必要です。

まとめ

今回は「スローフォックストロット」の特徴をいくつか紹介しましたが、これらを意識して踊ると、踊りもスムーズになり、「スローフォックストロット」の楽しさが感じられてくると思いいます。もう一度、自身の踊り方を確認してみて下さい。

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この記事を書いた人

プロの社交ダンサーです。東京都の新小岩駅前にある「鈴木美代子ダンスアカデミー」所属です。
学んだ事を、ブログにしてお伝えすると共に、再認識する為にブログを書いています。
レッスンについてなどは、教室にご連絡ください。(03-3695-0873)

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